【上海ディズニー】トイ・ストーリーホテルの魅力と宿泊特典を紹介
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今回は、上海ディズニーリゾートにある「トイ・ストーリーホテル」の魅力について、実際に宿泊した感想や写真を交えながらご紹介します!
一体どんなホテル?
トイ・ストーリーホテルならではの魅力とは?
宿泊料金や特典はどうなってるの?
このような気になるポイントを徹底的に解説いたしますので、宿泊を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
世界初!ピクサー映画作品がテーマのホテル
トイ・ストーリーホテルは、その名の通りピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズをテーマにしたホテルです。
2016年6月16日に上海ディズニーランドと同時オープンしました。
ピクサー映画をテーマにホテルが誕生したのは世界初なんですよ。
ファンなら一度は訪れてみたいホテルですね。
ホテルの外観はスッキリとした印象ですが、アンディの部屋の壁紙でお馴染みの雲柄になっていて可愛らしいですね。
入口ではお馴染みのキャラクター達が勢揃いしてゲストを迎えてくれます!
客室はまるでアンディの部屋!?
客室数は800室(上海ディズニーランドホテルの客室数の約2倍)もありますが、客室タイプとデザインは全室共通です。
スイートルームなどの特別な部屋は設けていません。
客室フロアはウッディ棟とバズ棟の2タイプに分かれており、客室へ続く廊下の雰囲気や、エレベーターで流れるキャラクターのアナウンスが異なります。
また、部屋からの眺望によっても「ガーデンビュールーム」「コートヤードビュールーム」「パークビュールーム」という3タイプに分けられています。
客室入口
こちらはウッディ棟の廊下です。
カーペットには、ウッディのトレードマークであるカウボーイハットやブーツ、サボテンなどがデザインされています。
客室番号のプレートはウッディの保安官バッジの形をしていました。
ベッドルーム
客室の壁紙も、アンディの部屋と同じ雲柄です。
ベッドはダブルサイズで、ベッドスローにはウッディやバズを始めとするおもちゃ達がずらりと並んでいます。
ベッド横には映画のワンシーンが飾られています。
『トイ・ストーリー3』でウッディ達がサニーサイド幼稚園にやって来たシーンですね。
隣の部屋は『トイ・ストーリー2』のワンシーンが飾られていました。
部屋によって異なるようです。
ベッドの間にはルービックキューブ型のサイドテーブルが!
扉を開けると、中には金庫が設置されています。
カーテンの上部はリトルグリーンメンがいっぱいです!
口を大きく開けて笑っている子、びっくりしたお顔の子、よそ見している子など・・・よく見ると表情がいろいろで面白いです。
ベッドの反対側にはテーブル&チェア、テレビ、冷蔵庫があります。
テーブルの上のランプシェードはスリンキー・ドッグの姿が!
レトロな雰囲気でかわいいですね。
冷蔵庫の上にはコーヒー&お茶セットとペとボトルのミネラルウォーターが4本用意されています。
クローゼットの中には、ホテルのロゴが入った不織布のバッグ、スリッパ、ランドリーバッグが用意されています。
上海ディズニーランドはショッパーが有料なので、この不織布のバッグをエコバッグ代わりに使用しているゲストをよく見かけました。
シャワー&トイレ&洗面所
シャワーカーテンはキャラクターのデッサン柄になっています!
赤と白のタイルもポップでオシャレですね。
トイレはペーパーホルダーが背面に設置されていて使いづらかったです。
洗面台は広々としています。
石けん、アメニティセット、ペットボトルのミネラルウォーター、紙コップ、タオルが用意されていました。
アメニティ
アメニティセットも『トイ・ストーリー』仕様です。
缶の中には歯ブラシ(組立式)、歯磨き粉、綿棒、コットン、シャワーキャップ、くしが入っていました。
缶のデザインは片面ずつ異なり、ウッディとバズのシルエットが描かれています。
このアメニティセットは1個しか用意されてませんでしたが、連泊する場合は回収しておくと翌日も新しいアメニティセットを用意してもらえますよ。
大きめの紙コップはホテルのロゴとウッディ&バズのイラスト入りです。
こちらも回収しておくと翌日新しいものが用意されていました。
【注意1】パジャマがない!
トイ・ストーリーホテルにはパジャマが用意されていませんでした。
持参することをお忘れなく!
【注意2】コンセントは多いが電圧に注意!
コンセントは変換プラグ無しでそのまま使用できます。
しかし、中国は電圧が高く220Vに対応していないアイテムだと故障してしまうので、変圧器を用意しましょう。
ちなみに、iPhoneの充電器やカメラの充電器はそのまま使えました。
ドライヤーは客室に用意されているものを使うほうが安心です。
中庭は写真撮影スポット
トイ・ストーリーホテルは上から見ると8の字の形になっています。
2ヶ所の中庭にはグリーティングスポット、フォトスポット、水遊びスポットがあるので、ホテルに着いたらぐるっと散策してみてください。
ウッディ&ジェシーがゲストにご挨拶
フロントの左手にある出入口から中庭に出ると、ウッディ&ジェシーのグリーティングスポットがあります!
えんぴつやおもちゃのブロックで組み立てられた屋根の下に登場します。
グリーティングは基本的に毎日行っていますし、1日に何度も登場してくれるので会える確率は高いですよ。
また、雨の日はロビーにてグリーティングが行われるのでご安心ください。
次回の実施時間については、出入口の近くに立てられているパネルでご確認ください。
ちなみに、上海のキャラクターグリーティングは日本のように混雑しないので、すぐに写真撮影できますよ。
時にはゲストが1人もおらず、ウッディたちが寂しそうに待っていることもあるそうです・・・!
日本では考えられない現象ですね。
キャラクターの巨大モニュメントは迫力満点
グリーティングスポットの近くには、巨大なウッディ&ブルズアイのモニュメントがありました!
もう1ヶ所の中庭には、バズの巨大モニュメントもあります!
バズを近くで見るためにはレストラン「サニーサイド・カフェ」内にある出入口から外に出る必要があります。
カフェのキャストに「バズの写真を撮りたい」と伝えれば、レストランを利用しなくても中に入れてもらえますよ。
夏は水遊びが楽しめる
中庭には宿泊ゲストだけが利用できる「ザ・ローンチ・パッド」という水遊びスポットもあります。
紫色の惑星からミストが出てきたり、地面から水が噴き出したりします。
ピザ・プラネットのロケットを操作しているのはリトルグリーンメン!
こちらを見てニヤリと笑っていますね。
ロケットの側面にもリトルグリーンメンの可愛らしいイラストが描かれているのでチェックしてみてください。
「ザ・ローンチ・パッド」はウッディ&ジェシーのグリーティングスポットの左手にあるスロープを降りていくと辿り着きます。
パーク内にも水遊びスポットはありますが、ホテル内ならびしょ濡れになってもすぐに部屋に戻って着替えれるので気軽に遊べますね。
ショップやレストランにもキャラクターがいっぱい
ホテル内にはショップ、レストラン、売店、キッズルームが併設されています。
それぞれトイ・ストーリーホテルならではの施設になっているので、宿泊する際は立ち寄ってみてくださいね。
ロッツォショップ(2F)
『トイ・ストーリー3』に出演しているロッツォの名が付いたショップです。
パーク内でも取り扱っている一部のグッズに加え、トイストーリー関連のグッズやおもちゃも販売しています。
場所は2Fのフロントの近くです。
出入口が2ヶ所あり、外から直接入ることも可能です。
サニーサイド・マーケット(1F)
『トイ・ストーリー3』に登場した「サニーサイド保育園」と同じ名前が付けられた売店です。
ここでは軽食やドリンク、フルーツなどを販売しています。
6:30~23:00まで長時間オープンしてくれているので便利ですよ!
ショーケースにはパン、マフィン、スイーツが並んでいます。
キャストさんに頼むと袋に入れてレジまで運んでくれます。
パンは夜に購入したせいか少しパサついた食感でしたが、マフィンはしっとりしていて美味しかったです!
レジ横のイートインスペースです。
ここで購入したフードは客室に持ち帰って食べる人が多いようです。
サニーサイド・カフェ(1F)
予約なしでも利用できるレストランです。
入ってまず目に飛び込んでくるのが、キャラクターの凧です!
ウッディ、ジェシー、バズ、スリンキー、エイリアン、ピクサーボールなど、かわいい凧が飾られています。
店内は広くて客席数が多いので、すぐに案内してもらえる可能性が高いですよ。
こちらのレストランは、朝と夜はビュッフェスタイルで、昼はフリーオーダーとなっています。
麺類や点心などの中華料理がメインで、子供向けのメニューも充実してますよ。
出典:上海ディズニーリゾート
プレイルーム(1F)
ホテルに宿泊している子供を対象とした遊び場です。
毎日8~11時、13~20時にオープンしており、タイミングによっては工作などのアクティビティを楽しむことができます。
出典:上海ディズニーリゾート
パークには行かないチェックイン日またはチェックアウト日や、ホテルに早めに帰ってきた日などに利用できるのでありがたいですね。
なお、2~12歳の子供は大人の同伴が必要(子供1人につき大人2人まで入場可能)です。
ホテル内に飾られたアートにも注目
ホテル内には『トイ・ストーリー』のアートが飾られています。
映画のワンシーンを切り取ったものや、映画制作時のデッサンと思われるレアなイラストもあるので、散策しているだけでもワクワクしますよ。
キャストさんは親切!日本語が話せる方もいる!
出典:上海ディズニーランド
トイ・ストーリーホテルのキャストさんはみんな親切で丁寧な対応をしてくださいます。
チェックインやパークチケットを購入する際に英語が分からず困っていると、日本語がわかるキャストさんが来てくれて丁寧に対応してくださいました!
パークから帰ってきた時や、廊下ですれ違った際も笑顔で挨拶してくれて気持ちが良かったです。
また、キャストさんのコスチュームにも注目してください!
キャラクター達のイラストがプリントされたベストや、ウッディとお揃いのチェックシャツなど、みなさんカラフルで可愛いコスチュームを着用されてました。
宿泊特典
ディズニー直営ホテルには、宿泊者だけの特典があります。
●入園保証付きのパークチケットを購入できる
●エキストラ・マジック・アワーを利用できる
●翌日以降のファストパスを予約できる
●無料シャトルバスでパークまで送迎
●無料WiFiあり
●購入したお土産をホテルまで無料配送
●駐車場が無料
●Wishing Star Parkのレクリエーション設備を早朝に利用できる
入園保証付きのパークチケットを購入できる
ディズニーホテル宿泊者は、ホテルでパークチケットを購入することができます。
通常のパークチケットは紙製ですが、ディズニーホテルではプラスチック製のカードタイプのチケットが手に入ります!
さらに、ホテルで購入したチケットには入園保証が付いています!
「入園保証」とは、チケットが完売している混雑日でも必ずパークに入場することができるという保証です。
購入方法についてはこちらの記事でご紹介しています。
エキストラ・マジック・アワーを利用できる
ディズニーホテル宿泊者は、パークの開園時間より1時間早く優先入場できる「エキストラ・マジック・アワー」の対象です。
1時間も余裕があれば大人気アトラクションでもサクッと乗れちゃいますね!
また、入園直後のパークは人が少ないので写真撮影の絶好のチャンスです♪
実際にエキストラ・マジック・アワーを利用して開園1時間前に撮影した写真をご紹介します。
普段は他のゲストの写りこみを避けられない場所ですが、まるで貸し切りのような写真が撮れますよ!
エキストラ・マジック・アワーについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
翌日以降のファストパスを予約できる
ディズニーホテル宿泊者は、翌日分のファストパスを1人1枚予約することができます。
対象のアトラクションは以下の通りです。
アトラクション名 | 混雑レベル | トイ・ストーリーホテル | ディズニーランドホテル |
---|---|---|---|
ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン | ★★★ | × | ○ |
ロアリング・ラピッド | ★★★ | ○ | ○ |
七人のこびとのマイントレイン | ★★★ | ○ | ○ |
トロン・ライトサイクル・パワーラン | ★★ | ○ | ○ |
ピーターパン空の旅 | ★★ | ○ | ○ |
プーさんの冒険 | ★★ | ○ | ○ |
バズ・ライトイヤー・プラネット・レスキュー | ★ | ○ | ○ |
トイ・ストーリーホテル宿泊者は「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」だけ対象外となっているのでご注意ください。
「ソアリン」以外のアトラクションだと、「ロアリング・ラピッド」と「七人のこびとのマイントレイン」は待ち時間が1時間を超えることが多いのでファストパスを予約しておくことをおすすめします。
その他のアトラクションは30分程度の待ち時間で乗れることが多いですが、せっかくの特典なので気になるアトラクションがあれば予約しておきましょう。
ホテルで予約するファストパスは、嬉しいことに時間の選択も自由です!
観たいショーがある方やレストランを予約している方は、時間が被らないように確認しておいてくださいね。
ちなみに、ファストパスは紙製のチケットが渡されるわけではありません。
パークチケットに情報として登録されるので、アトラクションに乗る際はファストパス専用ゲートの機械にQRコードをかざすだけでOKです!
無料シャトルバスでパークまで送迎
ディズニーホテルからは無料のシャトルバスが出ており、宿泊者はパークや地下鉄の駅まで無料で送迎してもらえます。
通常はパークのメインエントランスに近いバス停に停まりますが、朝の時間帯はエキストラ・マジック・アワーの専用入場口に近いバス停に停まってくれますよ。
バス停はホテルの正面玄関を出て右前方、「ロッツォショップ」の目の前にあります。
こちらがシャトルバスです。
東京ディズニーリゾート内を走っている“リゾートクルーザー”のような可愛いバスではありません。
車内も至って普通ですが、2ヵ所にモニターが付いており、上海ディズニーランドのCMが流れていました。
パークまで運んでもらえるのはありがたいですが、バス停に行列ができている場合、満員電車のようにぎゅうぎゅうに押し込まれるので覚悟しておきましょう。
宿泊料金は850元~
宿泊料金は客室からの眺望によって3タイプに分かれています。
ガーデンビュールーム | 850元(15,300円)~ |
---|---|
コートヤードビュールーム | 1,050元(18,900円)~ |
パークビュールーム | 1,350元(24,300円)~ |
※日本円は1元=18円で計算
ガーデンビュールームは植込みや駐車場などの目の前に位置しています。
コートヤードビュールームは中庭にある巨大なウッディやバズのモニュメントが見える部屋です。
ただし、部屋の位置や階によってはキャラクターが真正面から見えるとは限りません。
パークビュールームはその名の通りパークを眺めることができる部屋ですが、距離がありますので実際には遠くにちょっと見える程度です。
「ホテル内の雰囲気を楽しめればOK」という方であれば、ガーデンビュールームで十分だと思います。
定員は1室大人2名(10歳未満の子供は2名までOK)です。
大人4名のグループで宿泊する場合は2部屋予約する必要があります。
隣の部屋と扉で繋がっているコネクティングルームを希望すれば、いったん廊下に出なくても隣の部屋と行き来できるのでおすすめです。
予約方法
トイ・ストーリーホテルは公式サイトから宿泊予約できます。
予約の手順はこちらの記事でご紹介しているのでチェックしてみてください。
東京にも『トイ・ストーリー』のホテルがオープン予定
出典:東京ディズニーリゾート
2021年には東京ディズニーリゾートにも『トイ・ストーリー』をテーマとしたホテルがオープンすることが発表されています!
公式発表によると「外観や中庭はすべておもちゃで作られたようなデザイン」とのことなので、上海の「トイ・ストーリーホテル」とは違った雰囲気を楽しめそうですね。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
まとめ
トイ・ストーリーホテルは映画ファンにはたまらないホテルですね!
同じリゾート内にある「上海ディズニーランドホテル」に比べると宿泊料金がリーズナブルに設定されていますが、ホテルの内装、施設、キャストさんの接客レベルなど、すべてにおいて満足度の高いホテルと言えます。
客室は大人は2名まで(10歳未満の子供は2名までOK)しか宿泊できませんが、コネクティングルームもあるので家族2世代や大人4人グループでの旅行にもおすすめですよ。
上海ディズニーランドに遊びに行くなら、ぜひ1度トイ・ストーリーホテルに宿泊してみてくださいね。
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