人気ディズニーソング18選!歌唱シーンや込められたメッセージを解説
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これまで数々の楽曲を生み出してきたディズニー映画。
パーク内のBGMとしてはもちろん、演奏会や結婚式などでもよく使用されていますよね。
「曲と作品名が一致しない」
「あの有名な曲はどんなシーンで歌われていたの?」
そんな疑問を抱えている方のため、今回は人気のディズニーソングをピックアップし、どんなことを歌っている曲なのかご紹介していきます。
目次
- 1 白雪姫「ハイ・ホー」
- 2 ピノキオ「星に願いを」
- 3 シンデレラ「ビビディ・バビディ・ブー」
- 4 ピーター・パン「きみもとべるよ!」
- 5 わんわん物語「ベラ・ノッテ」
- 6 リトル・マーメイド「アンダー・ザ・シー」
- 7 美女と野獣「美女と野獣」
- 8 アラジン「ホール・ニュー・ワールド」
- 9 ライオン・キング「ハクナ・マタタ」
- 10 ポカホンタス「カラー・オブ・ザ・ウィンド」
- 11 トイ・ストーリー「君はともだち」
- 12 ヘラクレス「ゴー・ザ・ディスタンス」
- 13 ムーラン「リフレクション」
- 14 塔の上のラプンツェル「輝く未来」
- 15 アナと雪の女王「レット・イット・ゴー」
- 16 モアナと伝説の海「どこまでも ~How Far I’ll Go~」
- 17 リメンバー・ミー「リメンバー・ミー」
- 18 映画はすべてディズニープラスで配信中
白雪姫「ハイ・ホー」
「ハイ・ホー」は七人のこびとが登場するシーンで歌われる楽曲です。
こびとたちは鉱山で宝石を採取をしており、その仕事中や帰り道にこの曲を口ずさみます。
仲良く楽しく働いていることがうかがえますね。
また、17時になると先生が「ハイ・ホー!」と大声で叫び、みんなに仕事の終了を知らせます。
ピノキオ「星に願いを」
「星に願いを」はジミニー・クリケットが歌う楽曲です。
歌詞を見ると、『ピノキオ』のストーリーを象徴する楽曲であることがわかります。
【歌詞】
♪輝く星に心の夢を 祈ればいつか叶うでしょう
きらきら星は不思議な力 あなたの夢を満たすでしょう
【ストーリー】
あやつり人形のピノキオを作ったゼペットじいさんは、「ピノキオが本当の子どもになれますように」と星に願います。
すると、ゼペットじいさんが寝ている間に星の妖精(ブルーフェアリー)が現れ、ピノキオに命を与えてくれました。
作品を観てから曲を聴くと、ゼペットじいさんが夜空を見上げ、星に願い事を唱えるシーンが目に浮かびますよ。
「星に願いを」はアカデミー歌曲賞を受賞し、ディズニーを代表する名曲の1つとなりました。
シンデレラ「ビビディ・バビディ・ブー」
「ビビディ・バビディ・ブー」は、シンデレラの前に現れた妖精フェアリー・ゴッド・マザーが歌う楽曲です。
楽曲=魔法の呪文になっており、歌いながらカボチャを馬車に変えて見せます。
その後も動物たちを白馬や御者に変えていき、最後にシンデレラを美しいドレス姿に変身させてくれるのです。
ちなみに、東京ディズニーリゾートにはフェアリー・ゴッド・マザーの呪文を店名にした「ビビディ・バビディ・ブティック」というビューティーサロンがありますよ。
ピーター・パン「きみもとべるよ!」
出典:ディズニー公式
「きみもとべるよ!(ユー・キャン・フライ)」は、ピーター・パンとウエンディたちがネバーランドへ旅立つ時に流れる楽曲です。
歌詞に「♪考えてみよう 楽しいことを」とあるとおり、妖精の粉をあびて楽しいことを考えると、ピーター・パンのように空を飛ぶことができます。
時計台ビッグベンの針に降り立つシーンは有名ですよね。
東京ディズニーランドのアトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」では、「きみもとべるよ!(ユー・キャン・フライ)」が流れるシーンを3Ⅾ映像で楽しむことができますよ。
また、アトラクション「ピーターパン空の旅」でもBGMとして使用されています。
わんわん物語「ベラ・ノッテ」
「ベラ・ノッテ」は、『わんわん物語』のオープニングと最も有名なシーンの2ヶ所で使用される楽曲です。
そのシーンとは、トランプとレディがスパゲッティを分け合って食べるシーンです。
レストランの主人ト二―はバンドネオンを、ジョーはマンドリンを演奏しながら登場し、2匹のためにロマンティックに歌ってくれます。
タイトルの「ベラ・ノッテ」には “美しい夜” という意味があります。
夜空を眺めながらゆったりと聴きたい曲ですね。
リトル・マーメイド「アンダー・ザ・シー」
「アンダー・ザ・シー」はセバスチャンがアリエルのために歌う楽曲です。
マーメイドでありながら陸の世界に憧れるアリエルに、海のすばらしさを伝えます。
この曲を手掛けたのは、“ディズニー音楽の巨匠”と呼ばれるアラン・メンケン氏と、『美女と野獣』『アラジン』の楽曲にも携わったハワード・アッシュマン氏で、アカデミー歌曲賞を受賞しました。
東京ディズニーシーのマーメイドラグーンではBGMとして使用されています。
美女と野獣「美女と野獣」
作品名と同じタイトルが付けられた楽曲「美女と野獣」は、有名なダンスシーンでポット婦人が歌いあげます。
「♪ほんの少し 少しずつ やさしさがひらいてく愛の扉」という歌詞は、ゆっくりと心を通わせてきたベルと野獣の関係を表していますね。
この曲は「アンダー・ザ・シー」と同じくアラン・メンケン氏とハワード・アッシュマン氏による共作で、アカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞しています。
アラジン「ホール・ニュー・ワールド」
「ホール・ニュー・ワールド」はアラジンとジャスミンによるデュエット曲です。
宮殿の中での暮らしに飽き飽きし、自由な暮らしに憧れるジャスミン王女。
そんな彼女の前に、魔法のじゅうたんに乗ったアラジンが現れ、空中散歩に連れ出します。
「♪見せてあげよう、輝く世界」と歌いかけるアラジン、そして今まで見たことがない新しい世界を目の当たりにして「♪すてきすぎて信じられない」と歌うジャスミン。
アラン・メンケン氏が作曲したこの曲は映画と共に大ヒットし、1993年にアカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞主題歌賞を、1994年にはグラミー賞最優秀楽曲賞を受賞しました。
東京ディズニーランドのアトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」では、「ホール・ニュー・ワールド」が流れるシーンを3Ⅾ映像で楽しむことができますよ。
ライオン・キング「ハクナ・マタタ」
「ハクナ・マタタ」は、シンバがティモンとプンバァに出会ったシーンで歌われる楽曲です。
この不思議なタイトルはスワヒリ語で“くよくよするな”という意味があり、ティモンとプンバァがモットーにしている言葉でもあります。
心に傷を負ったシンバは楽天的な性格の彼らに救われ、行動を共にすることになるのです。
この曲は「サークル・オブ・ライフ」「愛を感じて」と共にアカデミー歌曲賞にノミネートされました。
ポカホンタス「カラー・オブ・ザ・ウィンド」
「カラー・オブ・ザ・ウィンド」は主役のポカホンタスが歌う楽曲です。
アメリカ先住民パウアタン族のポカホンタスは、イギリスの探検隊であるジョン・スミスと出会い、自然の恵みや美しさを教えていきます。
そして二人は文化の違いという壁を乗り越え、惹かれあっていくのです。
この曲もアラン・メンケン氏による作曲で、『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』に続きアカデミー歌曲賞を受賞しました。
トイ・ストーリー「君はともだち」
出典:ピクサー公式
「君はともだち」は『トイ・ストーリー』の主題歌で、続編の『トイ・ストーリー2』『トイ・ストーリー3』『トイ・ストーリー4』でも使用された楽曲です。
「♪俺がついてるぜ」という歌詞は、ウッディとアンディの関係を表しているようにも思えますし、ウッディとバズの関係を表しているようにも思えますね。
また、大学進学を控えたアンディとの別れを描いた『トイ・ストーリー3』では、「♪時が流れても変わらないもの それは俺たちの絆」という歌詞にグッときた方も多いのではないでしょうか。
この曲はアカデミー歌曲賞にノミネートされました(受賞したのは同年に公開された『ポカホンタス』の「カラー・オブ・ザ・ウィンド」です)。
ヘラクレス「ゴー・ザ・ディスタンス」
出典:ディズニー公式
「ゴー・ザ・ディスタンス」は『ヘラクレス』の主題歌で、少年時代のヘラクレスが歌う劇中歌でもあります。
ハデスの陰謀により半神半人となり、人間界で育てられたヘラクレスは、怪力をコントロールできずに周りの人々にとけこめません。
そんな逆境の中でも、「いつか自分の場所を見つけてみせる」と前向きに歌います。
アカデミー歌曲賞にノミネートされたこの楽曲は、日本版主題歌として藤井フミヤさんが歌っています。
ムーラン「リフレクション」
「リフレクション」はムーランが歌う楽曲です。
彼女は家族の名誉のためにお見合いをすることになったのですが、失敗して仲人さんを怒らせてしまい、落ち込みながら帰宅します。
そして、お見合いのために美しく着飾り、知らない人のような姿になった自分について「♪ありのままの自分をごまかせないの」「♪隠せないわ自分らしさ」と歌うのです。
家族のために結婚するべきとわかっていながらも、自分らしく生きたいと願う気持ちを消せない複雑な心境が現れている曲ですね。
この曲は実写版『ムーラン』の主題歌にもなっています。
歌詞は新たに書き換えられていますが、アニメ版の挿入歌と同様のメッセージが込められています。
塔の上のラプンツェル「輝く未来」
「輝く未来」はラプンツェルとフリンによるデュエット曲です。
毎年自分の誕生日に空に浮かぶ不思議な灯りを、やっと近くで見ることができて感動するラプンツェル。
1番の歌詞には、そんな彼女の心情が歌われています。
そして2番の歌詞には、フリンのラプンツェルへの思いが歌われているのです。
美しい無数の灯りの中、見つめ合い、手を取り合って歌う姿は、ディズニーを代表するロマンティックなシーンとなりました。
アナと雪の女王「レット・イット・ゴー」
エルサが歌う「レット・イット・ゴー」は、映画と共に世界的に大ヒットした楽曲です。
生まれ持った魔力がコントロールできなくなったエルサは、王国から逃亡してしまいます。
そんな彼女が雪山で魔力を開放し、雪の女王となるシーンで歌われるのが「レット・イット・ゴー」です。
歌詞には、これまで抱えてきた悩みや葛藤から解放され、ありのままの自分を好きなりたいというエルサの強い想いが込められています。
この曲はアカデミー歌曲賞やグラミー賞(映画・テレビ・その他映像部門の最優秀楽曲賞と最優秀コンピレーション・サウンドトラック賞)など複数の賞を受賞し、高く評価されました。
モアナと伝説の海「どこまでも ~How Far I’ll Go~」
「どこまでも ~How Far I’ll Go~」は『モアナと伝説の海』の主題歌で、モアナが歌う劇中歌でもあります。
モアナが暮らすモトゥヌイでは、島を取り囲むサンゴ礁の外に出てはいけないという掟があり、航海は禁じられていました。
しかし、モアナは「大海原に飛び出した先に何があるのか見てみたい」と思っており、そんな抑えられない好奇心を「どこまでも ~How Far I’ll Go~」という曲に込めて歌っています。
この曲はアカデミー歌曲賞にノミネートされました。
リメンバー・ミー「リメンバー・ミー」
出典:ピクサー公式
「リメンバー・ミー」は、伝説のミュージシャン“エルネスト・デラクルス”の代表曲であり、ストーリーのカギを握る重要な楽曲です。
シーンによって様々なアレンジでこの曲を聴くことができますよ。
ストーリーのネタバレになってしまうので詳しくはご紹介できませんが、映画を最後まで見ると、「リメンバー・ミー」という楽曲の印象が変わるでしょう。
この曲はアカデミー歌曲賞を受賞しています。
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