ミッキーの家とミート・ミッキーの豆知識を紹介!衣装のポイントも解説
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東京ディズニーランドの「ミッキーの家とミート・ミッキー」は、ミッキーマウスのグリーティング施設です。
ファンの間では “ミトミ” とも言われています。
ここではミッキーと会って写真撮影をすることがメインイベントになっていますが、ミッキーの家の中にも注目すべきポイントがたくさんあるんですよ。
そこで今回は、「ミッキーの家とミート・ミッキー」をもっと楽しむための豆知識をご紹介いたします。
目次
ミッキーの家のチェックポイント
「ミッキーの家とミート・ミッキー」は、大きく分けると家の中とムービーバーンの2部構成になっています。
家の中やムービーバーンにはぜひチェックしてもらいたいポイントがたくさんあるので、順路にしたがってご紹介していきますね。
玄関
1:ウォルト・ディズニーとの写真が飾られている
家の入口に立ったら、まずは足元にご注目ください。
「WELCOME」という文字が入ったミッキー型のかわいいマットが敷いてありますよ。
家の中に入るとすぐ左手にリビングが見えるので進みたくなりますが、その前に入口正面の階段を見上げてみましょう。
ここにはウォルト・ディズニーとミッキーの写真が飾られています。
ミッキーはウォルトの分身とも言われており、永遠のパートナーです。
そんな二人が見つめ合う素敵な写真を見ることができますよ。
ちなみに、2階へ続く階段は封鎖されており、上ることはできません。
ミッキーとプルートしか立ち入れない2階にはどんな部屋があるのか気になりますね。
2:ミッキーは整理・整頓が苦手?
階段の下のスペースが収納庫になっているようなのですが、扉が閉まらないほどギュウギュウに荷物が詰め込まれています。
テニスラケット、バッド、ラグビーボール、釣り竿、旅行バッグなど・・・たくさんの荷物が収まりきらず飛び出してしまっています。
ミッキーは片づけが苦手なのかもしれませんね。
リビング
3:クリスマスシーズンにはツリーが飾られる
リビングに入ると大きな暖炉とソファが目に入ります。
ミッキーは家に帰ったらここでくつろいでいるのでしょうか?
クリスマスシーズンが近づくと、クリスマスツリーやリース、くつ下などでデコレーションされます。
毎年プルートに手伝ってもらいながら飾り付けをしているそうですよ。
4:サイドボードに世界のディズニーパークのカギを保管
暖炉の左側にあるサイドボードの中には、大きなカギが3つ保管されています。
なんとこれは、世界のディズニーパークのカギなのです。
イエローのカギ | ウォルト・ディズニー・ワールド(フロリダ州オーランド) |
---|---|
グリーンのカギ | ディズニーランド・リゾート(カリフォルニア州アナハイム) |
ブルーのカギ | ディズニーランド・パリ |
ディズニーランド・パリのカギはエッフェル塔をモチーフにした形になっているんですよ。
その他のディズニーパーク(香港・上海)のカギが無いのは、「ミッキーの家とミート・ミッキー」がオープンした後に誕生しているからです。
きっとゲストに公開していない場所で保管されているのでしょう。
5:ミニーと同じ写真を飾っている
サイドボードの上にはミッキーとミニーのラブラブな写真が飾られているのですが、実はミニーの家にも同じものがあるのです。
彼らにとってお気に入りの写真なのでしょうか?
ミニーの家ではどこに飾られているのか探してみてくださいね。
6:「蒸気船ウィリー」のボトルシップが飾られている
暖炉の右側の棚の上にはボトルシップが飾られています。
ボトルシップの船の模型は、ミッキーのスクリーンデビュー映画「蒸気船ウィリー」に登場した船の形をしているんですよ。
映画はカラー作品ではありませんでしたが、ボトルシップの船には色が塗られています。
あの船は一体どんな色だったのか、気になる方は実際にミッキーの家でご確認ください。
書斎
7:ミッキーは毎朝5時起き!
ミッキーのデスクには「今日すること」と書かれたメモが貼られています。
最初の項目には、「あさ5じにおきる」という文字が。
なんとミッキーは毎朝5時に起きてゲストを迎える準備をしてくれているようです!
また、3番目には「プルートとあそぶ」、6番目には「ミニーにでんわする♡」と書かれています。
大切な愛犬や恋人との時間もちゃんと作っているところが彼らしいですね。
ちなみにミニーの家にも「ミッキーにでんわする」というメモがあるんですよ。
デスクの左横にあるコルクボードには、ミニーとグーフィーからそれぞれミッキーへ宛てたメッセージが貼られているので読んでみてください。
8:ショーケースの中にはミッキーの思い出の品がずらり
デスクの奥にある棚の中には、ミッキーの思い出の品が大事に保管されています。
● ミッキーが赤ちゃんの頃の写真
● ミッキーが履いていたファースト・シューズ(アメリカでは初めて履いた靴をブロンズ製に加工して保存する風習がある)
● ミッキーマウス・クラブの写真(1955年~1959年にアメリカで放送していた番組)
● ミッキーマウス・クラブの会員証(会員ナンバーは0000001番)
● ミッキーのレトロなグッズ
どれもファンにとっては興味深いアイテムばかりですね。
他にもミッキーのレトロなおもちゃやウォルトディズニーの写真、主演映画の撮影で使用した(?)アイテムなど、ミッキーにとって大切なものを集めた棚であることがわかります。
1つ1つじっくりチェックしてみてください。
9:オルガンに隠れキャラクターがいる
書斎にあるオルガンは自動演奏で曲が流れています。
楽譜の音符はミッキーマークになっているのですが、1つだけ隠れキャラクターが紛れているので注目してみてください。
また、オルガンの上にあるメトロノームの針もミッキーの形をしているんですよ。
10:ミッキー専用ソファは90周年記念に商品化された
リビングの奥には2つ目の暖炉があり、その両わきにはミッキー専用ソファとプルート専用クッションが配置されています。
ミッキー専用のソファは、2018年にミッキーのデビュー90周年を記念して商品化されました。
価格は216,000円です!
高級品ですが、高いだけあって忠実に再現されています。
ミッキーとお揃いのソファでくつろげるなんて、ファンにはたまらないですよね。
※期間限定の受注商品のため現在は購入できません。
11:トゥーンタウンの新聞の名前は「TOON REPORTER」
ミッキー専用ソファのオットマンの上には「TOON REPORTER」という新聞紙が置いてあります。
トゥーンタウンの住人が読む新聞があったんですね。
きっとミッキーは毎朝このソファに腰かけて新聞を読んでいるのでしょう。
ちなみに、新聞の見出しになっているのは「ミッキーの家が今日から公開された」というニュースです!
ランドリールーム
12:ミッキーのコスチュームを洗濯中
ランドリールームでは洗濯機が音を立てて稼働しています。
ミッキーは毎日ゲストを迎えながら、家事もしっかりこなしているのですね!
丸い窓から中を除くと、ミッキーの定番コスチュームである赤いパンツやグローブを洗濯中であることがわかります。
13:洗剤の商品名に注目
洗濯機の上にはミッキーが使っている洗濯用洗剤などが置いてあるのですが、どれも実在する商品によく似ています。
洗剤は「Toonite」→ Woolite?
漂白剤は「TOONOX」→ CLOROX?
柔軟剤は「Toowny」→ Downy?
こういうところにもユーモアを感じますね!
14:隣の部屋からダーツの矢が飛んできている
洗濯機の上を見上げると、壁にダーツの矢が1つだけ刺さっています(洗濯洗剤が並ぶ棚の近く)。
実はひとつ前の部屋にダーツの的があり、この的を狙って投げたはずの矢が大きくはずれて次の部屋(ランドリールーム)まで飛んできてしまった、というわけなのです。
ダーツの的の周辺には、他にもいくつもの矢が刺さっています。
ミッキーが遊んでいる姿を想像すると微笑ましいですね。
15:トゥーンタウンホテルのタオルがある
洗濯物の中に「TOON TOWN HOTEL」や「DUCK BURG HOTEL」という文字が入ったタオルがあります。
ミッキーがホテルから持って帰ってきてしまったのでしょうか!?
ホテルのグッズという可能性もありますが・・・そもそもトゥーンタウン内のどこにホテルがあるのか気になりますね。
16:ファンタジアのホーキはホーキ屋さんに発注してる?
ランドリールームにはミッキーがホーキ屋さんへ宛てたメモが貼られています。
内容は、注文したホーキをムービーバーンに届けてほしいというものです。
ホーキといえば「ファンタジア」に登場するホーキのキャラクターが思い浮かびますよね。
あのホーキはミッキー自ら発注しているのでしょうか?
メモには「のんきなホーキ屋さんへ」とか「大いそぎでおねがいします」と書かれているので、ホーキ屋さんはいつも時間にルーズなのかもしれませんね。
裏庭
17:プルートの小屋がある
先ほど部屋の中にプルート専用のクッションがあるとご紹介しましたが、裏庭には立派な小屋があります。
ミッキーにとってプルートはとても大切な存在なので、家の中にも庭にも居場所を作ってあげているのですね。
18:家庭菜園を荒らす侵入者がいる?
裏庭ではミッキーが家庭菜園をしており、ニンジンやトウモロコシなどを作っています。
しかし、せっかく大きく育った野菜を何者かが食べてしまっているようです…。
犯人は土の中から顔を出すことがあるので、気になる方はしばらく眺めてみてください。
ムービーバーン
19:ミッキーの主演映画のフィルムがある
納屋に入るとニワトリ小屋があるのですが、ここにはミッキーの主演映画のフィルムが保管されています。
1928年公開「PLANE CRAZY」
1929年公開「THE BARN DANCE」
1929年公開「MICKEY’S CHOO CHOO」など
いずれも初期のミッキー主演作品です。
“保管” という言葉を使いましたが、実際は雑に積み上げられているだけです。
それもニワトリ小屋の中に!
初期作品の貴重なフィルムなので、ファンとしてはちょっと心配になっちゃいますね。
20:衣裳部屋には映画のコスチュームが保管されている
衣裳部屋には映画で着用するコスチュームが保管されています。
ミッキーの衣装だけでなく、ミニーマウスのあのドット柄のワンピースもありました。
他にも帽子などのファッションアイテム、小道具、カチンコなどが保管されています。
21:映画の背景はドナルドが制作
衣装が並ぶ廊下の奥には、映画の撮影に使われる背景を制作するスペースがあります。
ここはゲストが立ち入ることはできません。
手前の柵には「DUCK at WORK」という文字が書かれています。
また、床にこぼれているペンキをよく見ると見覚えのある足跡が・・・。
どうやら、映画の背景の製作を任されているのはドナルドダックのようです!
しかし彼の姿はここにはありません。
一体どこに行ってしまったのかは、この先に進めばわかりますよ。
22:ミッキーやスタッフは頭痛薬を飲みながら作業してる?
映写室の手前の部屋には山積みになったフィルムに囲まれた作業台があります。
作業台の上の棚に目をやると、「Pepto Bismouse」と書かれた箱や「ASPIRIN」と書かれたビンが置いてあります。
実はこれ、胃薬と頭痛薬なのです!
「Pepto Bismouse」は「ペプトビスモル」という胃薬と思われます。
語尾をmouseに変えているところがユニークですね。
「ASPIRIN」は実際にある解熱鎮痛薬そのままの名前です。
このような薬が置いてあることから、映画の編集がとても大変な仕事であることが伝わります。
家の外
23:愛車はエンブレムもナンバーもミッキー仕様
家の外に出ると、ミッキーの真っ赤な愛車が停まっています。
エンブレムがミッキーの形ですね!
ナンバーも「MICKEY1」となっています。
また、地面についたタイヤ痕にも注目してみてください。
タイヤ痕をよく見ると、小さなミッキーマークがたくさん並んでいるのです!
ミッキーの車は自由に乗車することができるので、写真撮影をしているゲストがいるとそのまま通り過ぎてしまいがちですが、「ミッキーの家とミート・ミッキー」を満喫したら最後にぜひチェックしてみてくださいね。
コスチュームは4種類
ミッキーの家とムービーバーンを見学したら、いよいよ映画撮影中のミッキーとご対面です!
ここからは、「ミッキーの家とミート・ミッキー」でミッキーがどんな映画を撮影しているのか、そしてどんなコスチュームで登場するのかご紹介していきます。
【ミート・ミッキーで撮影中の映画】
●蒸気船ウィリー
●ミッキーの大演奏会
●ミッキーの夢物語
●ファンタジア
※4作品のうちどのミッキーに会えるのかは当日のお楽しみです。
「蒸気船ウィリー」はオールドスタイル
映画公開日
1928年11月18日
映画のあらすじ
ミッキーは集まった動物を楽器に仕立て「わらの中の七面鳥」を演奏しミニーも大喜び。
腹をたてた暴君ピート船長は、ミッキーに調理室でお芋の皮をむくよう命令する。
(引用:ディズニープラス)
解説
「蒸気船ウィリー」はミッキーのスクリーンデビュー作品です。
映画公開日がミッキーとミニーの誕生日になっていることは有名ですよね。
身に付けているコスチュームやセットはすべて白・黒・グレーで統一されています。
映画の中ではマフラーを付けていませんが、ゲストとグリーティングする時だけ身に付けているのでしょう。
写真撮影時はミッキーが操縦していた船のセットの中に立つことができますよ。
「ミッキーの大演奏会」は指揮者のミッキー
映画公開日
1935年2月23日
映画のあらすじ
バンドリーダーのミッキーは、無礼なピーナッツ売りや、「わらの中の七面鳥」をバンドに演奏させようと躍起になるフルート吹きのドナルドダックの相手でイライラする。
更に「ウィリアムテル序曲」がちょうど終わるころに嵐に見舞われてしまう。
(引用:ディズニープラス)
解説
「ミッキーの大演奏会」はミッキーにとって初のカラー作品です。
ドナルドダックもアイスクリームの売り子として出演しています。
コスチュームはふわふわの羽が付いた帽子と真っ赤なロングコートです。
ちょっと長めの袖がポイントですね。
映画のセットには撮影に使用する楽器や楽譜が用意されています。
背後には竜巻が迫っていますが、グリーティングに影響は無いのでご安心ください。
「ミッキーの夢物語」は燕尾服ミッキー
映画公開日
1936年5月30日
映画のあらすじ
ミッキーはルイス・キャロルの「不思議な国のアリス」を読みながら寝込んでしまう。
彼は寝室の鏡の中に入って行き、そこでは家具や無生物が動きだし彼らと触れ合うことができる。
しかし彼らはあまり優しくなく、ミッキーがトランプの女王とダンスをしたため王様が嫉妬してしまう。
そしてカードたちは彼をアタックし、鏡の向こうへ追い返してしまう。
そこで目覚ましが鳴りミッキーは目を覚ます。
(引用:ディズニープラス)
解説
「ミッキーの夢物語」では赤色のパンツ×黄色の靴という定番スタイルで出演していますが、「ミッキーの家とミート・ミッキー」では燕尾服でゲストを迎えてくれます。
パンツスタイルだと「蒸気船ウィリー」のコスチュームと似ているため、あえて変更してくれているようです。
セットの中には、映画に登場する電話のキャラクターの姿もありますよ。
「ファンタジア」は魔法使いの弟子ミッキー
映画公開日
1940年11月13日
映画のあらすじ
旋律と色彩が溢れるウォルト・ディズニーの不朽の名作。
8編から成る物語が、クラシックの名曲と、当時としては革新的なアニメーションで彩られる。
「魔法使いの弟子」ではミッキー・マウスが作品を象徴する弟子の姿で登場。
(引用:ディズニープラス)
解説
「ファンタジア」の物語の1つ、「魔法使いの弟子」のコスチュームを着て登場します。
魔法使いの弟子のミッキーは “ソーサラーミッキー” と呼ばれており、グッズ化されることも多いです。
パーク内でも魔法の帽子が付いたカチューシャやファンキャップなどが販売されています。
セットの隅には、水が入ったバケツを運ぶホーキの姿も!
★ミッキーが出演する映画はディズニープラスで配信中です。詳しくはこちらをご覧ください。
ミッキーの家の歴史
続いては、「ミッキーの家とミート・ミッキー」のこれまでの歴史についてご紹介します。
初代ミッキーの家はマジック・キングダムにオープン
最初にミッキーの家がオープンしたのは30年以上も前のことです。
1988年、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(マジック・キングダム内)に、ミッキーの自宅をモチーフにした施設がオープンしました。
正式名は「ミッキーのカントリーハウス」です。
ムービーバーンという施設は無く、庭のテントの中でミッキーに会うことができました。
この初代ミッキーの家は残念ながら2011年にクローズしています。
二代目ミッキーの家は現在も運営中
1993年、カリフォルニア州のディズニーランド・リゾート(ディズニーランド内)に「ミッキーの家とミート・ミッキー」がオープンしました。
この施設は東京ディズニーランドの「ミッキーの家とミート・ミッキー」のモデルとなっており、構造はほぼ同じです。
二代目ミッキーの家は現在も運営しており、ムービーバーンまたは玄関先にてミッキーのグリーティングを実施しています。
東京のミッキーの家は2021年に25周年を迎えた
東京ディズニーランドの「ミッキーの家とミート・ミッキー」がオープンしたのは、1996年4月15日です。
東京ディズニーランドの7つめのテーマランドとしてトゥーンタウンがオープンし、同時にミッキーの家も公開されたのです。
2021年にはオープン25周年を迎え、東京ディズニーランドの歴史ある施設の1つとなっています。
ミッキーの家が存在するのは世界中で東京とカリフォルニアだけと考えると、ミッキーの家に行けること、そしてミッキーに会えることがとてもありがたく感じますね!
出典:東京ディズニーリゾート
そして2020年9月28日にはミニーマウスのグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」がオープンしました。
こちらも「ミッキーの家とミート・ミッキー」と同様に、施設内を見学した後、ミニーに会って写真撮影を楽しむことができますよ。
★ミニーのグリーティング施設についてはこちらの記事をチェック!
まとめ
「ミッキーの家とミート・ミッキー」は、ミッキーのプライベートや意外な一面を知ることができる魅力的なスポットです。
過去に訪れたことがある方でも、久しぶりに訪れるとたな発見があるかもしれません♪
★その他のキャラクターグリーティング施設はこちらの記事をチェック!
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