パークにウォルト・ディズニーのブロンズ像がある理由とは?名前の由来も紹介
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東京ディズニーランドと東京ディズニーシーあるウォルト・ディズニーのブロンズ像。
いつからあの場所にあるのか、そして何を意味しているのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ウォルト・ディズニーのブロンズ像とパークの歴史についてご紹介いたします。
ブロンズ像がある理由を知ることで、オリエンタルランドとディズニー本社との関係性も知ることができますよ。
目次
東京ディズニーランドの「パートナーズ像」
まずは東京ディズニーランドにあるウォルト・ディズニーとミッキーマウスのブロンズ像、「パートナーズ像」についてご紹介します。
開園15周年にウォルト・ディズニー・カンパニーから寄贈
東京ディズニーランドに「パートナーズ像」が登場したのは、1998年のことです。
開園15周年を記念し、ウォルト・ディズニー・カンパニーから寄贈されました。
以来、ウォルトとミッキーはこの場所からゲストを出迎えてくれています。
まるで開園当初からこの場所にあったかのように感じますよね。
ウォルトとミッキーの関係性がそのままブロンズ像の名前になった
出典:東京ディズニーリゾート
ウォルトはミッキーの生みの親であり、初代声優でもあります。
そのため、「ミッキーはウォルトの分身」「ウォルトとミッキーはパートナー」と言われていました。
ブロンズ像に付けられた「パートナーズ像」という名前は、そんな彼らの関係性をそのまま表しているのです。
パートナーズ像は世界5ヶ所にある
「パートナーズ像」は4つのディズニーパークと、 ウォルト・ディズニー・カンパニー・バーバンク本社に設置されています。
最初に登場したのはカリフォルニアのディズニーランドで、1993年11月18日(ミッキーマウスのスクリーンデビュー日)に設置されました。
ウォルトが亡くなった年齢と、ミッキーの年齢が同じ65歳になる日に合わせ、世界第1号のパートナーズ像がお披露目されたのです。
1:ディズニーランド
場所:ディズニーランド・パーク
設置日:1993年11月18日
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2:ウォルト・ディズニー・ワールド
場所:マジックキングダム
設置日:1995年6月19日
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3:東京ディズニーリゾート
場所:東京ディズニーランド
設置日:1998年4月15日
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4:ディズニーランド・パリ
場所:ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク
設置日:2002年7月19日
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5:ウォルト・ディズニー・カンパニー
場所:本社(カリフォルニア州バーバンク)
設置日:2003年2月10日
東京ディズニーシーの「ストーリーテラーズ像」
続いては、東京ディズニーシーにあるウォルトとミッキーのブロンズ像、「ストーリーテラーズ像」についてご紹介します。
東京ディズニーリゾート30周年にウォルト・ディズニー・カンパニーから寄贈
「ストーリーテラーズ像」が東京ディズニーシーに登場したのは2013年です。
東京ディズニーリゾートの開業30周年を記念し、ウォルト・ディズニー・カンパニーから寄贈されました。
モデルは若かりし頃のウォルト
「ストーリーテラーズ像」のモデルになっているのは、1923年にカンザスシティからハリウッドにやってきて、アニメーションの世界に飛び込んだ若かりし頃のウォルトです。
当時まだ22才ですから、「パートナーズ像」よりも若くてカジュアルな印象を受けますよね。
この時ミッキーはまだスクリーンデビュー前でしたが、初期のレトロな姿でウォルトと一緒にポージングしています。
ストーリーテラーズ像は世界3ヶ所にある
「ストーリーテラーズ像」は3つのディズニーパークに設置されています。
最初に登場したのはディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークです。
2012年6月15日、新しいテーマランド「ブエナビスタ・ストリート」のオープンに合わせて設置されました。
「ブエナビスタ・ストリート」はウォルトがカリフォルニアを訪れた1920年代のロサンゼルスを再現したエリアであり、「ストーリーテラーズ像」の時代とリンクしていることがわかります。
その後、「ストーリーテラーズ像」は東京ディズニーシーにも寄贈され、2016年にグランドオープンした上海ディズニーランドにも設置されました。
つまり、「パートナーズ像」と「ストーリーテラーズ像」が両方ともあるのは、カリフォルニアと日本だけということになりますね!
1:ディズニーランド
場所:ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク
設置日:2012年6月15日
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2:東京ディズニーリゾート
場所:東京ディズニーシー
設置日:2013年10月7日
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3:上海ディズニーランド
場所:上海ディズニーランド
設置日:2016年6月16日(開園日)
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日本に寄贈されたブロンズ像は合計4体
ウォルト・ディズニー・カンパニーから寄贈されたブロンズ像は、「パートナーズ像」と「ストーリーテラーズ像」だけではありません。
東京ディズニーランドには、他にも2体のブロンズ像が寄贈されています。
魔法使いの弟子に扮したミッキーのブロンズ像
出典:東京ディズニーリゾート
シンデレラ城の裏側には、映画『ファンタジア』に登場する魔法使いの弟子に扮したミッキーマウスのブロンズ像があります。
こちらは2003年に東京ディズニーランド開園20周年を記念してウォルト・ディズニー・カンパニーから寄贈されました。
ブロンズ像のプレートにはこのようなメッセージが刻まれています。
こどもの心をもった
あらゆる世代のゲストに
夢、喜び、そしてハピネスの
魔法をかけ続けてくれた
東京ディズニーランド
20周年おめでとう
ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーより
賞賛と感謝の気持ちをこめて
2003年4月15日
メッセージを読むと、魔法使いの弟子に扮したミッキーがこの場所からパーク全体に魔法をかけているように見えますね。
※現在、ブロンズ像は一時的に撤去されています。
ロイ&ミニーの「シェアリング・ザ・マジック像」
ワールドバザールの入口左側に、ウォルトの兄ロイ・ディズニーとミニーマウスが座っています。
「シェアリング・ザ・マジック像」というこのブロンズ像は、2008年に東京ディズニーランド開園25周年を記念してウォルト・ディズニー・カンパニーから寄贈されました。
ロイはウォルトと共にアニメーションスタジオを設立し、二人三脚で夢を実現してきました。
彼がいなければ、アニメーション制作やパーク開発の成功は無かったかもしれません。
ブロンズ像のプレートにはこのようなメッセージが刻まれています。
東京ディズニーランドの仲間たちへ
この幸せな場所を訪れる全てのゲストと
魔法を分かち合った素晴らしい25年間に
敬意をこめて
ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー
キャスト一同
2008年4月15日
こちらのブロンズ像はベンチと一体化しているので、ミニーマウスの左側に腰掛けて写真撮影をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
東京ディズニーリゾートが節目を迎えるごとにウォルト・ディズニー・カンパニーから寄贈されてきたブロンズ像。
今回ご紹介した名前の由来やテーマを踏まえたうえで、もう一度じっくりブロンズ像を眺めてみてください。
今までとは見え方が変わってくるかもしれません。
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの歴史について興味がある方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
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