ミッキーマウスのプロフィールを紹介!出演映画とビジュアルの変化
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ミッキーマウスはディズニーの原点であり、世界中で愛されているキャラクターです。
誰もが知っている超有名キャラクターですから、説明するまでもないですね!
しかし、彼のプロフィールや歴史を詳しく語れる自信はありますか?
「ディズニーランドやディズニー映画は大好きだけど、ミッキーについてはあまり知らないかも…」という方、意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ミッキーマウスのプロフィールと90年以上もの長い歴史をご紹介します!
目次
ミッキーマウスのプロフィール
まずはミッキーの基本的なプロフィールをチェックしていきましょう。
誕生日(スクリーンデビュー日)
出典:ディズニー公式
1928年11月18日
ミッキーの誕生日は、初主演映画『蒸気船ウィリー』が公開された日(スクリーンデビュー日)です。
共演しているミニーマウスも同じく11月18日が誕生日となっています。
年齢
ティーンエイジャー
デビュー作が公開された1928年から計算すると94歳ということになりますが、あくまでも「スクリーンデビュー94周年」であり、キャラクターの設定としてはティーンエイジャー(13歳~19歳)です。
身長・体重
身長:3フィート2インチ(約97cm)
体重:23ポンド(約10.4kg)
ミッキーは身長約97cmという小柄な体型です。
東京ディズニーランドには、ウォルト・ディズニーとミッキーマウスが手をつないでいる「パートナーズ像」がありますよね。
このウォルトは実際の身長より少し大きく作られているのですが、ミッキーはちゃんと約97cmで作られているんですよ。
職業
映画俳優
ミッキーは映画俳優として数々の作品に出演してきました。
主な作品は後ほどご紹介いたします。
出身地
アメリカ合衆国
ボン・ヴォヤージュにあるミッキーのパスポートには出身地がカリフォルニア州バーバンクとなっています。
バーバンクといえば、ウォルト・ディズニー・スタジオがある場所です。
一方、初主演映画『蒸気船ウィリー』がニューヨークのコロニー劇場で公開されたことから、ニューヨークがミッキーの出身地とも言われています。
家族
両親
姉:アメリア・フィールドマウス
甥っ子:モーティー&フェルディー
ミッキーの両親と姉はスクリーンデビューしていません。
姉のアメリア・フィールドマウスはアメリカで発売されたコミックに登場しただけなので、日本での認知度はかなり低いです。
甥っ子のモーティーとフェルディーは短編映画『ミッキーの道路工事』に出演しています。
この2人は度々グッズ化されることあり、最近でもパークグッズのイラストに登場していました。
↓2018年に発売したパークグッズ「チームDisney」シリーズ
イラストの中央に描かれている、ミッキーにそっくりな小さな男の子2人組がモーティーとフェルディーです!
「ミッキーの子供?」と思っている方も多いかもしれませんね。
恋人
出典:ディズニー公式
ミニーマウス
みなさんご存知の通り、ミッキーの恋人と言えばミニーマウスですね。
『蒸気船ウィリー』で一緒にスクリーンデビューした2人は“永遠の恋人”と言われています。
トゥーンタウンにあるミッキーの家とミニーの家も、仲良く隣同士に建てられています。
2人の家にはそれぞれミッキーとミニーの2ショット写真が飾られているんですよ。
また、To Doリストには「ミニーにでんわする」「ミッキーにでんわする」とお互いに書いてあります。
他にも2人の仲の良さが伺えるポイントがたくさんあるので探してみてくださいね。
ペット
出典:ディズニー公式
プルート
ミッキーのペットであり、家族であり、親友でもあるプルート。
映画では猟犬としても活躍しています。
パークにいるプルートの首輪にはネームプレートが付いていますが、よく見ると名前の下に「If found, please return to MICKEY MOUSE(もし見つけたらミッキーマウスまで連絡してね)」と書かれているんですよ。
ミッキーの愛を感じますね!
友だち
出典:ディズニー公式
ドナルドダック
デイジーダック
グーフィー
ホーレス・ホースカラー
クララベル・カウ
クララ・クラック など
初期の短編映画に出演しているお馴染みのキャラクター達です。
パークでもミッキーと一緒にパレードやショーに出演していますね。
ライバル
①ピート
ミッキーの天敵といえばヤマネコのピートです。
『蒸気船ウィリー』を始めとする数々の短編映画で共演しています。
②モーティマーマウス
モーティマーマウスはミニーの幼なじみで『ミッキーのライバル大騒動』という短編映画に登場します。
高身長でスタイルが良く、高級車を乗り回している気取ったキャラクターです。
ちなみに、モーティマーマウスという名前はウォルトがもともとミッキーに付けようとしていた名前なんですよ。
しかし、ウォルトの妻リリーはその案に反対し、代わりに「ミッキーが良いと思う」と提案したのです!
リリーのこの発言が無かったら、ミッキーはウォルトの提案通りモーティマーマウスとして世に出ていたかもしれません。
好きな食べ物
レモンパイ、チーズ
ミッキーはミニーが作るレモンパイが大好き!
また、ミッキーもミニーもチーズが大好きです。
トゥーンタウンのミニーの家に行ったら冷蔵庫をチェックしてみてください。
様々な種類のチーズがストックされていますよ。
得意な楽器
出典:東京ディズニーリゾート
ギター、ドラム、ピアノ
東京ディズニーシーで公演中のショー「ビッグバンドビート」では素晴らしいドラムプレイを披露しています。
ミッキーマウス90年の歴史
続いては、ミッキーマウスが誕生したきっかけとこれまでの出演映画を振り返ってみましょう。
世界初のトーキーアニメ『蒸気船ウィリー』でデビュー
出典:ディズニー公式
ミッキーマウスが誕生する1年前の1927年、ウォルトはうさぎのキャラクターが主役のアニメーション映画『オズワルド・ザ・ラッキーラビット』を制作していました。
しかし、配給会社の担当者とオズワルドの版権を巡るトラブルが起こり、配給会社と縁を切ることになってしまったのです。
オズワルドシリーズの続きを作れなくなり、まさにゼロからのスタートとなったウォルトは、オズワルドを超える新しいキャラクターを創り出すことにしました。
そのキャラクターこそが、ミッキーマウスです。
出典:ディズニー公式
ウォルトは仲間たちと世界初のトーキーアニメ(絵の動きとサウンドが同調したアニメ)の制作に取り掛かり、ミッキーマウスをその主役としてデビューさせることにしました。
こうして1928年11月18日に公開された『蒸気船ウィリー』はたちまち大ヒットし、ミッキーは大スターとなったのです!
ちなみに、ミッキーの初代の声優を務めていたのはウォルト・ディズニー本人なんですよ。
ミッキーはウォルトの分身であり、一心同体のパートナーでもあったのですね。
主演映画は120本以上
ミッキーが今までに出演した映画は120本を超えています。
映画俳優として、パイロット、消防士、マジシャン、指揮者など、様々な役にチャレンジしてきました。
【主な作品リスト】
公開年 | 作品名 | 解説 |
---|---|---|
1928年 | 蒸気船ウィリー | ミニーと共演でデビュー |
1930年 | ミッキーの陽気な囚人 | プルートのデビュー作 |
1932年 | ミッキー一座 | グーフィーのデビュー作 |
1934年 | ミッキーの芝居見物 | ドナルドと初共演 |
1935年 | ミッキーの大演奏会 | 初のカラー作品 |
1938年 | ミッキーの巨人退治 | アカデミー賞ノミネート作品 |
1940年 | ファンタジア | 初の長編作品 |
1952年 | プルートのクリスマス・ツリー | チップ&デールと初共演 |
1983年 | ミッキーのクリスマスキャロル | 30年振りの映画出演 |
東京ディズニーランドにある「ミッキーの家とミート・ミッキー」では、『蒸気船ウィリー』『ミッキーの大演奏会』『ミッキーの夢物語』『ファンタジア』の4作品のコスチュームに身を包んだミッキーに会うことができますよ。
ミート・ミッキーに行ったことはあるけど映画を観たことは無いという方もいるのではないでしょうか?
ぜひ一度チェックしてみてくださいね!
▼ミッキーマウスの出演映画は「ディズニープラス」で視聴できます。詳しくはこちらをチェック!
ビジュアルの変化
出典:ディズニー公式
ミッキーマウスのビジュアルは時代によって異なります。
いつどんな変化があったのか、ターニングポイントを調べてみました。
1928年『プレーンクレイジー』
デビュー作である『蒸気船ウィリー』よりも前に制作された映画です。
大きな目が特徴的ですね。
服装はボタンが2つ付いたパンツを履いているだけで、グローブ(白い手袋)と靴はまだ着用していません。
靴を着用するようになるのは、次の作品『ギャロッピン・ガウチョ』からです。
1928年『蒸気船ウィリー』
出演三作目にしてさっそく目の形が変わり、黒目のみが描かれるようになりました。
1929年『ミッキーのオペラ見物』
グローブ(白い手袋)を着用し始めました。
1929年『ミッキーの畑仕事』
黒目に三角の光が入りました。
これは「パイカット・アイ」と言われています。
ただしこの映画から完全にパイカット・アイに変化したわけではなく、映画によってはノーマル・アイ(光の入っていない目)で描かれることもありました。
また、1つの映画内でパイカット・アイとノーマル・アイが混在している場合も多く、特に統一されていなかったことがわかります。
1935年『ミッキーの大演奏会』
ミッキーが出演する映画として初のカラー作品です。
ビジュアルに変化はありません。
1939年『ミッキーの猟は楽し』
初めて白目が描かれ、肌の色もペールオレンジに変化しました。
これだけで雰囲気がガラッと変わりましたね!
当時このミッキーを初めて見た人は衝撃だったのではないでしょうか。
※画像は1940年公開『ミッキーのドキドキ汽車旅行』より
1952年『プルートの誕生日』
眉毛が描かれて表情がより豊かになりましたね。
このように、ミッキーのビジュアルは時代と共に少しずつ変化を重ねてきました。
最新のアニメシリーズ『ミッキーマウス!』
出典:ディズニー公式
2013年から放送が始まった『ミッキーマウス!』というアニメシリーズでは、デビュー当時のビジュアルと現代的な作画が融合した新しいミッキーマウスの姿を見ることができますよ。
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーで会える場所
出典:東京ディズニーリゾート
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーには、ミッキーに必ず会えるグリーティング施設があります。
両パークにグリーティング施設があるのはミッキー、ミニー、ドナルドの3人だけなんですよ!
また、キャラクターが出演するショーやパレードにはほぼ出演しています。
彼に会いたくなったら、下記スポットを訪れてみてくださいね♪
※2024年4月更新
キャラクターグリーティング
東京ディズニーランド
タイプ | 実施場所 | コスチューム |
---|---|---|
グリーティング施設/スポット | ミッキーの家とミート・ミッキー | 主演映画4作品のいずれかのコスチューム (蒸気船ウィリー/ミッキーの大演奏会/ミッキーの夢物語/ファンタジア) |
メインストリート・ハウス前 ※ミニーマウスと交代制 | 燕尾服 | |
フリーグリーティング (当日のお楽しみ) | - | - |
東京ディズニーシー
タイプ | 実施場所 | コスチューム |
---|---|---|
グリーティング施設 | ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル | 探険家のコスチューム |
ディズニーシー・プラザ ※当日のお楽しみ | 「オーバー・ザ・ウェイブ」のコスチューム | |
フリーグリーティング (当日のお楽しみ) | - | - |
▼キャラクターグリーティングの体験方法や運営スケジュールはこちらをチェック!
レギュラーショー/パレード
東京ディズニーランド
公演場所 | タイトル |
---|---|
パレードルート | ディズニー・ハーモニー・イン・カラー |
東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ | |
ナイトフォール・グロウ (雨の日限定のナイトパレード) | |
ファンタジーランド・フォレストシアター | ミッキーのマジカルミュージックワールド |
ショーベース | クラブマウスビート |
シアターオーリンズ | ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス! |
ポリネシアンテラス・レストラン | ミッキーのレインボー・ルアウ ※完全予約制 |
ザ・ダイヤモンドホースシュー | ザ・ダイヤモンド・バラエティーマスター ※完全予約制 |
※「ポリネシアンテラス・レストラン」と「ザ・ダイヤモンドホースシュー」の予約方法はこちら
東京ディズニーシー
公演場所 | タイトル |
---|---|
メディテレーニアンハーバー | ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~ |
ブロードウェイ・ミュージックシアター | ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~ |
ドックサイドステージ | ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス! |
ハンガーステージ | ※休止中(再開未定) |
▼ショー・パレードの鑑賞方法や公演スケジュールはこちらをチェック!
ファンなら一度は泊まりたい「ミッキーマウスルーム」
出典:ディズニーホテル
ディズニーアンバサダーホテルには「ミッキーマウスルーム」という客室があります!
インテリアや壁紙などいたるところにミッキーモチーフがあしらわれた、ミッキーファンにとって夢のような空間です。
また、最上階のアンバサダーフロアにはミッキー仕様のスイートルームも用意されているんですよ。
気になる方はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
ミッキーマウスの魅力はなんといっても“人間らしさ”があるところです。
世界中で愛されているスーパースターですが、私達と同じように大事な家族や恋人、仲間たちがいて、ライバルに腹を立てたり、失敗して落ち込んだりもするのです。
彼のことをもっともっと知りたい!という方には、これまで出演してきた映画を観ることをおすすめします。
きっと今まで知らなかった一面をたくさん知ることができるはずですよ。
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▼東京ディズニーリゾートのミッキーの歴史を知りたい方はこちらの記事もチェック!
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