海外と比較!スペース・マウンテンはリニューアルでどう変わる?いつクローズする?
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スペース・マウンテンが2027年にリニューアルオープンすることが決定しました。
「何が変わるの?」
「現在のスペース・マウンテンはいつまで?」
「海外でもスペース・マウンテンはリニューアルしてるの?」
この記事では、そんな気になるポイントをまとめてご紹介します!
スペース・マウンテンのリニューアルプロジェクト詳細と、海外のスペース・マウンテン情報が知りたい方はチェックしてみてくださいね。
目次
スペース・マウンテンの基本情報
出典:東京ディズニーリゾート
スペース・マウンテンは宇宙空間を猛スピードで駆け抜けるジェットコースタータイプの屋内型アトラクションです。
スプラッシュ・マウンテン、ビッグサンダー・マウンテンと合わせて“三大マウンテン”と呼ばれています。
また、トゥモローランド内のアトラクションでは唯一開園当初から運営しています。
そんな長い歴史を持つスペース・マウンテンのリニューアルが決定!
3年掛かりのプロジェクトになるとのことで、大きな話題になっています。
リニューアルオープンは2027年の予定
出典:東京ディズニーリゾート
こちらはリニューアル後のイメージ画像です。
新しく建て直されたスペース・マウンテンは、これまでとは全く違う流線形のデザイン!
トゥモローランドの“未来感”が大きくアップデートされますね。
もちろんアトラクションの内容もパワーアップします。
新たな性能や特殊効果が加わることで、今まで以上にスリルと興奮に満ちた宇宙旅行が楽しめるそうです。
また、スペース・マウンテンの周辺環境も一新。
トゥモローランドを象徴する広場が作られ、宇宙と地球が結び付き、人類と自然が調和した未来が表現されます。
夜には光や音の演出も楽しめるそうですよ。
出典:東京ディズニーリゾート
馴染みある建物が取り壊されるのはさみしいですが、トゥモローランドこそ時代に合わせてどんどん進化させていくべきエリアだと思うので、2027年に新たな景色が観られるのが楽しみです!
ちなみに、今回のアトラクションおよび周辺環境リニューアルの投資額は約560億円。
比較として「美女と野獣“魔法のものがたり”」の投資額を確認したところ約320億円(こちらはアトラクションのみ)でした。
今回は広場の建設も含まれているとはいえ、投資額からも大掛かりなプロジェクトであることがわかりますね!
現在のスペース・マウンテンは2024年7月31日まで
出典:東京ディズニーリゾート
現在のスペース・マウンテンは2024年7月31日にクローズすることが発表されています。
そして2024年4月9日から7月31日までの期間には、スペシャルイベント「セレブレーティング・スペース・マウンテン:ザ・ファイナルイグニッション!」が開催されます。
スペース・マウンテンの思い出に浸りながら、最後の宇宙旅行を楽しみましょう!
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主なコンテンツ
出典:東京ディズニーリゾート
● スペース・マウンテンの正面に、スペシャルイベントのロゴや「The Final Ignition!」の文字が描かれたバナーが設置される
● スペース・マウンテン周辺に、現在のライドをモチーフにしたフォトロケーション「スペース・フォトプレイス」が登場する(フォトグラファーによる撮影も実施)
● スペシャルメニューの販売(4月1日~)
● スペシャルグッズの販売(4月8日~)
● トゥモローランド内でイベント限定のオリジナルシールを配布
● ディズニーアンバサダーホテルの「ハイピリオン・ラウンジ」にてスペシャルメニューを提供
● ディズニーリゾートラインにてフリーきっぷを販売
2024年4月8日より当面の間、スペシャルグッズを販売する以下の2店舗はスタンバイパス対象施設となります。
「ディズニー&カンパニー」
「プラネットM」
スタンバイパスの取得方法はこちらの記事をご覧ください。
世界のスペース・マウンテン
スペース・マウンテンは海外のパークでも人気のアトラクションです。
ここからは、5つのパーク(フロリダ/カリフォルニア/東京/パリ/香港)にあるスペース・マウンテンをご紹介します。
日本のスペース・マウンテンとの違いをチェックしてみましょう♪
マジック・キングダム(ウォルト・ディズニー・ワールド)
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アトラクション名 | スペース・マウンテン |
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テーマランド | トゥモローランド |
オープン日 | 1975年1月15日 |
所要時間 | 約2分30秒 |
最高時速 | 約45km/h |
身長制限 | 112cm以上 |
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世界初のスペース・マウンテンはフロリダのマジック・キングダムに存在します。
アトラクションのコンセプトは1960年代にウォルト・ディズニーによって考案されました。
リアリティにこだわるウォルトは、アトラクションの開発に宇宙飛行士を参加させることを提案!
実際にNASA所属のゴードン・クーパー氏(アメリカ初の宇宙飛行士の一人)がコンサルタントとして参加したそうです。
そんなマジック・キングダムのスペース・マウンテンは、ライドとコースが日本とは異なります。
日本のライドは2人横並びになって乗車しますが、こちらは縦1列になって乗車するタイプ。
また、乗り場によって「オメガ」と「アルファ」という2つのコースに分かれています(選択は不可)。
2009年にリニューアルされ、ゴードン・クーパー氏が参加したオリジナル版は終了しました。
ディズニーランド(ディズニーランド・リゾート)
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アトラクション名 | スペース・マウンテン |
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テーマランド | トゥモローランド |
オープン日 | 1977年5月27日 |
所要時間 | 約2分45秒 |
最高時速 | 約56km/h |
身長制限 | 102cm以上 |
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スペース・マウンテンが誕生した2年後、カリフォルニアのディズニーランドにも第2号がオープン!
マジック・キングダムのスペース・マウンテンとはコースやライド(※)が変更しています。
※縦1列に乗車するタイプから、2人横並びになって乗車するタイプに変更。
内容は宇宙飛行士のゴードン・クーパー氏が参加したオリジナル版が採用されましたが、2005年のリニューアルに伴い終了しました。
現在は時期によって3タイプのスペース・マウンテンを楽しむことができますよ。
【1】通常バージョン
【2】ハロウィーンバージョンの「スペース・マウンテン・ゴースト・ギャラクシー」(2009年~)
【3】スター・ウォーズバージョンの「ハイパー・スペース・マウンテン」(2015年~)
東京ディズニーランド
出典:東京ディズニーリゾート
アトラクション名 | スペース・マウンテン |
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テーマランド | トゥモローランド |
オープン日 | 1983年4月15日 |
所要時間 | 約3分 |
最高時速 | 48km/h |
身長制限 | 102cm以上 |
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東京ディズニーランドのスペース・マウンテンは、パークが開園した1983年から存在します。
カリフォルニアのスペース・マウンテンをもとに作られ、当初は宇宙飛行士のゴードン・クーパー氏が参加したオリジナル版を楽しむことができました。
2007年の大規模リニューアルで演出や内装、ロゴやキャストのコスチュームなどが変わっています。
ディズニーランド・パーク(ディズニーランド・パリ)
出典:ディズニーランド・パリ
アトラクション名 | スターウォーズ・ハイパースペース・マウンテン(2017年~) |
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テーマランド | ディスカバリーランド |
オープン日 | 1995年6月1日 |
最高時速 | 約70km/h |
身長制限 | 132cm以上 |
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パリのスペース・マウンテンは特殊タイプ!
オープンするエリアがディスカバリーランド(過去の人が見た未来の世界をテーマにしたエリア)だったことから、他のパークのスペース・マウンテンとは全く異なるテーマが採用されることになったのです。
オープン当初は、SFの父と呼ばれる小説家ジュール・ベルヌの『月世界旅行』をテーマにしたアトラクションでした。
スタート地点から一気に加速する、360度ループするなど、これまでになかった要素が加えられました。
しかし、2005年に「スペース・マウンテン:ミッションⅡ」としてリニューアルされテーマを変更。
さらに2017年には「スターウォーズ・ハイパースペース・マウンテン」という、映画『スター・ウォーズ』シリーズをテーマにしたアトラクションにリニューアルされています。
香港ディズニーランド
アトラクション名 | ハイパースペース・マウンテン(2016年~) |
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テーマランド | トゥモローランド |
オープン日 | 2005年9月12日 |
所要時間 | 約2分45秒 |
最高時速 | 約51km/h |
身長制限 | 102cm以上 |
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香港ディズニーランドのスペース・マウンテンは、パークが開園した2005年から存在します。
この頃、カリフォルニアやパリではスペース・マウンテンのライドにスピーカーを搭載するリニューアルが実施されており、香港ではオープン当初からスピーカー搭載バージョンを楽しむことができました。
2016年には「ハイパー・スペース・マウンテン」という、映画『スター・ウォーズ』シリーズをテーマにしたアトラクションにリニューアルしています。
スペース・マウンテンのリニューアルで変わりそうなこと
日本のスペース・マウンテンはリニューアルに伴い新しく建て直されます。
ということは、コースやライド、スピード、演出など、何もかもが新しい世界を体験できるというわけです!
海外パークのスペース・マウンテンの情報をもとに、リニューアルで変わりそうなことを予想してみました。
コース
パリのスペース・マウンテンのように、360度ループするコースが導入されるかも?
もし導入されたら、東京ディズニーランド初360度ループコースターの誕生となります。
ライド
カリフォルニア、パリ、香港のスペース・マウンテンのように、スピーカー搭載型になるかも?
スピーカーがあるとシーンによってBGMや効果音が流れるので、臨場感のある体験ができるようになります。
スピード
パリのスペース・マウンテンのように、最高時速が70km/hに到達するようになるかも?
もし到達したら、日本のパークで最も早いアトラクションとなります。
※現時点で最も早いアトラクションはこちら
東京ディズニーランド:スプラッシュ・マウンテン(最高時速約64km/h)
東京ディズニーシー:センター・オブ・ジアース(最高時速約75km/h)
その他
スプラッシュ・マウンテンのようにライドショットが導入されるかも?
ちなみに、日本以外の4つのスペース・マウンテンにはライドショットが導入済みです。
まとめ
今回のリニューアルにより、スペース・マウンテンが東京ディズニーリゾートで最もスリリングなアトラクションになるかもしれません!
約3年かけてどのような変化を遂げるのか、今から楽しみですね。
今後も新情報が発表され次第、記事に追記していきます♪
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